【生来のアトピー肌で実験】アトピーでも乾燥に負けないためのスキンケア方法!

スキンケア

「化粧するとお昼には皮むけが…」 

「1日何回保湿したら良いんだろう…」

「寝てる間に掻いていたのか、起きたら血だらけ皮膚まみれ…」 

こういったお悩み、抱えている方が多いかと思います。

皮膚科やネットで情報を収集して、商品ややり方を真似してみても、自分の肌には合わず悪化し、ステロイドに頼る…を繰り返してはいませんか?

私自身がそうでした。

 

そこで!今回は、アトピー肌向けの乾燥に負けないためのスキンケア方法を理由と共にお伝えしながら、私の肌に合った乾燥対策商品もご紹介します。

参考にしてみて、悩みが軽減することをお祈りしています!

 

簡単な自己紹介

著者アトピーの民(たみ)

生来のアトピー性皮膚炎。

小さい頃からの母親による食事制限等により、小学生まではステロイドを使用せず過ごす。

中学生から転居前より乾燥する地域へ転居し、乾燥が引き金となってアトピーが悪化する。この時から、ステロイドを使用し始める。

大学では化学を専攻し、自身の疾患へ向き合いつつ、肌のコンプレックスを軽減すべく肌実験を開始。

社会人のある時、このままステロイドに頼って良いことはないと決心し、脱ステロイドを始める。

 

アトピーの乾燥メカニズムを解説!

そもそも、なぜこんなにも乾燥するのか。

それは、「水分保持機能が低い肌だから」です。

 

肌は、水分が足りなくなると、細胞達がキレイに整列することが困難になってきて、それと共にバリア機能が低下していきます。

乾燥肌の方が肌トラブルを抱えるのは、これが原因です。

しかし、アトピー肌は違います。

 

アトピー肌は、炎症していなくても、セラミドや天然保湿因子が不足しています。

既に乾燥しているからこそ、アレルゲン等に肌が晒されて痒くなり、かいてしまえば更に乾燥して…と乾燥による悪循環が起こっているのです。

このことは、様々な文献やサイトにも記載されています。

 

アトピー性皮膚炎ではセラミド含有率の異常な低下により,角質細胞間脂質の機能が低下し,主に水分の保持能力が損なわれる

引用元:日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021」(https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/ADGL2021.pdf)

 

この原因は、完全に解明されていないようですが一説には、ターンオーバーが本来の周期より早いため、細胞が成長しきっていない状態で表面に出てくるのが早いことが原因と言われています。成長しきっていないため、本来持つべき水分保持機能が低下しているということです。

 

つまり、アトピーを治す以外に乾燥を抑えるためには、肌が少しでも乾燥をしないように「足りないものを補う」必要があるのです!

 

アトピーの乾燥を極力防ぐためのスキンケア方法と順番を紹介!

セラミドや天然保湿因子が不足していて水分が蒸発しやすい肌には、何が必要なのか。

それは、それらを補うスキンケアをすれば良いのです!

 

しかし、ただ補うだけでは効率が悪く、何回もスキンケアをする必要があります。

化粧をしたのにお昼に皮むけが発生するのも、効率が悪いからかもしれません。

 

ではどんなスキンケアが必要なのか。

スキンケア方法と順番はこちらです!

 

  1. 自分の肌に合ったパック、または化粧水で、肌が冷たくなるまでパックする
  2. パックしても冷たくない場所があれば、何度も肌が冷たくなるまで馴染ませる
  3. 化粧水の成分にセラミド成分が足りなければ、美容液やクリームでも補う
  4. 最後は必ず油分が少しでもあるもので、肌の水分を閉じ込める
  5. ステロイド等の保湿効果以外の薬を塗る際は、最後に塗る

 

私はこれらを実践すると、保湿回数と化粧後の皮むけが激減しました!

ポイントは肌が冷たくなるまでです。

 

暑い季節は、炎症もしやすいですし、パックや化粧水を冷蔵庫に入れて保管するのはオススメですが、「冷蔵庫に入れたパックや化粧水をつけて冷たく感じる」のは正しいやり方ではありません。

「常温保管のパックや化粧水をつけて、肌を触った時に冷たいと感じるのが正解です。

肌が欲しい水分量をバケツ1杯とした場合、この量を満たしたサインが肌が冷たい状態です。

中途半端にバケツに水分を注いでからクリームで蓋をしても、注がなかった分バリア機能が低下して炎症に繋がり、保湿の頻度が増えてしまうのです…。

 

肌が冷える状態は、自分が思っている以上の化粧水の量が必要なため、お金と手間がかかります。

しかし、私は価値があると思えるほど、アトピーへのイライラが減りました。

1回で良いので、ぜひともスキンケア商品を贅沢に使ってみてください!

 

アトピーの乾燥に効いた市販製品はこちら!

 

セラミドをたっぷり含んだ商品を使う

ここまででお伝えしたように、アトピー肌には足りないものを補うことが必要です。

足りない成分の1つであり、水分とも言えるものが「セラミド」です。

 

5年ほど、私の肌とお金を犠牲にし実験したところ、韓国ブランドである“トリデン”様の“ダイブインシリーズ”が一番効果があることが分かりました!

中でも、セラムは大変効果があり、一番消費します!

“クリーム”も保湿効果がありますが、テクスチャーは軽めで、夏場でもつけやすいです。

更に、“スージングクリーム”はジェルとクリームの中間のテクスチャーで、浸透感もありますがヒヤッと感もあって、夏場は特にオススメです!

【トリデン ダイブインセラム】の公式サイトを見る

 

鎮静効果のある商品を使う

アトピーの炎症が酷い時、花粉の季節や夏は特に炎症しやすいかと思います。

そんな時に、私が効果のあったオススメ商品が2つあります!

 

1つ目は、“NATURE REPUBLIC”様の“グリーンダーマCICA デイリーシートマスク”です!

こちらは、韓国直送の商品しか使用したことはありませんが、とにかく浸透力がすごいです!

他のCICA成分の入ったパックも使用しましたが、どんなに良い成分が含まれていても、この商品に比べたら浸透しませんでした。

 

炎症している時は肌が熱を持っているので、冷蔵庫に入れて保管し、毎日使いたくなるほど、これだけでも肌の回復を感じます。

 

注意点としましては、私の肌は鎮静効果のある成分の中で、CICA成分が一番合うということです。

CICA成分が肌に合わない方にはオススメできませんので、初めてCICAをつける方はお気をつけください。

【NATURE REPUBLIC グリーンダーマCICA デイリーシートマスク】の公式サイトを見る

 

2つ目は、“DERMATORY”様の“ハイポアラジェニックシカガーゼパッド”です!

こちらも、韓国直送の商品しか使用したことはありませんが、とにかく鎮静力とガーゼの低刺激度合いがすごいです!

 

私はステロイドを極力使いたくなくて、毎日肌と対話しながら、薬に頼らなくても良いかもしれない時にこちらの商品を使っています。

ガーゼの柔らかい面が肌にふれるように、パックのように肌全面に置いておき、その後にダイブインシリーズを使用します。

ぜひともお試しください!

【DERMATORY ハイポアラジェニックシカガーゼパッド】の公式サイトを見る

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、アトピー肌のスキンケア方法について、理由と共にお伝えし、私の肌に合った乾燥対策商品をご紹介しました!

 

  • アトピー肌が乾燥するのは、水分保持機能が低い肌だから
  • セラミドや天然保湿因子が不足していて水分が蒸発しやすいアトピー肌には、それを補うスキンケアが必要
  • 肌が冷たくなるまで、スキンケアを実施する

 

アトピーの方は、乾燥に24時間悩まされているかと思います。 原因を理解した上で、スキンケア方法を実践してみてください!

 

また、アトピー肌も人によって合う商品は異なるかと思いますが、乾燥に効率良く対処するためにも、「私の肌に効果のあった市販製品」はオススメです! 

私の実検成果が、皆さんにも役立つことを願っています。

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